人生の分岐点2
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ここに残ると自分で決めたのはいいけど・・・
誰も知り合いもいなくて
外科病棟はいっぱいだと小児科病棟の4人部屋にたったひとり・・・
だんなさんはぎりぎりまで付き添ってくれたけど仕事があるのでバイバイ
次は2日後の夜
ここまで車で2時間、往復4時間・・・
仕事も忙しいから仕方ない
それまでなんとかひとりでがんばらないと!!

夜はこれまた眠れないほどの痛みに熱まででて・・・
水を飲むにも一苦労
買ってきてもらったお水をあけると
「パシュー!!」
炭酸水や・・・他のも・・・
お腹が痛いのに飲めない
ほぼ一睡もできずに朝がやってきて・・・

看護婦さんに「売店にいかせてほしい」
「外出はこのフロアのみなのよ」
炭酸水話をすると
「それは大変!!先生に許可をもらってきますね」って
っていうか買いに行ってほしい(:_;)

そう・・・付き添いの人がいないと水さえも買いに行ってもらえず・・

痛いお腹をさすりながら、点滴の棒をゴロゴロして売店へ
最低限の着替えしかないから洗濯も自分でする
悲惨や・・・




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恥ずかしい話・・・
ちょっと悲しくなって泣いた日もあったけど
日を追うごとに元気になってきて

旅先で入院してることを看護婦さんたちは知ってるので
みんないろいろと話しかけてくれ気が紛れた
後はlineでみんなと話してもらって
ひとりの入院生活にも慣れてきた

ここは富士山の麓標高800m
病院は国立公園内にあって、どこからか富士山は見えるはず
看護婦さんに聞くも、みなさん曖昧・・
病院から見なくても毎日見てるから大したことではない様子
せっかく富士山にいるから見たいわぁ~~




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少しずつ痛みも弱まり炎症もひいてきて
入院して3日目
何も食べず、飲み物だけで過ごしてきた
それが全く食欲がわかなくて、食べ物何それ?
でも食べれるようにならないと帰してもらえない
早く退院したくてチャレンジ

箸を持ってじぃ~~~としてるところに先生がやってきて
「絶対に無理はしない。今日はみるだけにしましょう」と言われ・・・
食べ物をみるだけというはじめての経験
長い時間じぃ~~とみて、ようやくおかゆをひとくち
体の中からじわぁ~~~と温かくなっていく
おかゆがものすごく甘く感じて
大層だけど・・生きてる・・そう思った


次の日から少しずつ少しずつ食べれるようになった
食べることは生きること
本当にそうなんだ


satoが新幹線、バス2時間、合計6時間もかけて大阪からきてくれた
平気だと思ってたけど、ずっとひとりで頑張ってたから
うわぁ~~と涙がでた
satoの会社の方からもお手紙をいただいて
ありがたくて・・ありがたくて・・・何度も読ませてもらった




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それからは日を追うごとにできることも増えて
1本1本・・点滴も減っていった

朝起きて窓を開けると緑の匂いがした
今日の終わりの感じぼぉ~~と空を眺める
忙しくてそんなことさえも忘れてた

1年365日もあって
なんでここで入院なの~~?とはじめのうちは思ったけど
ここで倒れたからこそ考えられたこともある
誰もいないこの場所だったから

看護婦さんや先生にも本当に良くしてもらったし
ごはんを食べることが生きてる証
家族のありがたみに友達の支え
そして何より思ったことは

だんなさんや家族のためにも生きなあかん
だんなさんがぽつりと
「死ななくて本当によかった。自分より先に死んだらあかんで」
だんなさんは目の前でお母さんが倒れて亡くなってるのに
私まで同じことをしたらあかん

小さいころから病気がちで
いつ死んでもいいように生きていこう!と思ってた
そんなの嘘
まだまだだんなさんと一緒にいたいし家族と笑いあいたいし
友達と過ごしたい





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退院する日が決まって、点滴の友達もいなくなったので
病院内を散策
「富士山見つけた~~~~~!!!!」
なんともうれしいやん
もちろん看護婦さんに報告しました♪




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最後に・・・これ・・・
だんなさんが買ってきたスリッパに靴下
100均と言えども・・・このチョイスはないやろ!!
こんなスリッパ誰も履いてないし

下着も買ってきてくれ・・少々おかしいものもあったけど
だいぶ恥ずかしかったそう
ありがたいことです


1週間しんどい時間も多かったけど・・・
自分にとって大切なことは何か?ということに気付けた
きっと私に必要な時間だったのかも・・・

旅先ではいろんなことをやってきたけど
最大の事件や
satoに言わせたら「おいしい!!」(笑)そう
お世話になったみなさん本当にありがとうございました








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by rui-sweets | 2015-08-06 12:43 | 日々のできごと | Comments(4)
Commented at 2015-08-07 20:38
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by rui-sweets at 2015-08-09 09:26
* kagicomeさん*
おはようです♪
そうだったんですね・・・
お会いできなくて残念でした
結局20日も関東にいることになったんですけど・・・
とんでもない旅になりましたね

今はもうおかしくて笑ってますが、入院中はさすがにしんどくて辛かったですね
大阪からも日帰りできないようなところだったので・・・
両親も来ようとしてくれましたがさすがに止めました
でっひとりでぽっ~~んと入院生活
今はlineがあるので友達が頻繁に連絡をくれたのでなんとか持ちこたえました
仕事も以前のようにはできなくて、今は静養してます
きっとkagicomeさんがいうように神様がくれたお休み
あのまま走ってたらとんでもないことになってたんでしょうね

友達にもだいぶ笑われました(笑)
しんどそうにしてたので肌に触れても優しいものを・・と選んでくれたようで、タオルも全部ふわふわしてましたが、水分をあまりとってくれませんでした(笑)
kagicomeさんのご主人もきっと必死で買ってきてくださいますよ~~

健康があってこその日々だと痛感しました
しばらくはのんびりしたいと思います☺
本当にありがとうです
Commented by うさぎ at 2015-08-10 03:06 x
初めまして。その後、お身体、だいじょうぶですか?
気なる診断結果ですが、虫垂炎かも知れない、そうじゃないかも知れない、、、とのことでしたが、実は私の旦那も、必ず焼肉食べた後、同じ症状(七転八倒の腹痛)で、幾度も緊急治療を受けます。病名は、大腸憩室炎と言って、堅い食物の固まりがそのまま、腸にできたポケットに入り込んでしまい、炎症を起こして腹痛、発熱、吐き気、ガスが溜まって、お腹がパンパンに膨れ上がり、さらに他の臓器まで炎症が広がったり、、、で、のたうち周ります。MRI検査で発覚します。入院せず、抗生物質と痛み止めの処方箋をもらい、数日、水のみで絶食し治します。虫垂炎と症状が似ているため、誤診もあるようです。30後半から50代に多いようです。旦那は、30代後半に発病し、以後年に数回、同病を繰り返し、今は焼肉を食べるときは、必ず小さく切ってよく噛んで食べるようにしていますが、時々「詰まったかも,,」と痛みが治まり、とにかく断食し便通がスッキリするまで戦々恐々です。胃がやれれてる場合であれば、食欲もないのですが、腸の場合、しっかり食欲はあるのでタイヘンそうです。

ともあれ、お大事になさってくださいね。

Commented by rui-sweets at 2015-08-10 15:46
*うさぎさん*
はじめまして~~♪
退院してからはチクチク痛む日もありましたが、こっちに帰ってきてからはそれもなくなりました!!
そういえば先生がそのようなお話もされてました
あまりに痛くて、半分ぐらいしか聞いてなかったので(>_<)
今週かかりつけの病院でもう一度を検査を受ける予定なんです
先生のお話をよく聞いてきます
同室の方も腸の病気でかなりの痛みでしたね
食べれなくなるのがしんどいですし、ストレスになりますね
教えてくださりありがとうです
とても助かります
毎日暑いので体調崩されませんように~~


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